番組改編とかいろいろ

この時期に不謹慎だと思われる事もあるかもしれないけれど、実際には阪神大震災の頃に感じていた事を思い出した話なのでご容赦願いたい。

まったくもって真剣にやっていないtwitterなどでも、震災関連の番組変更により放送中止とか結構流れてくるのですが、本当に必要なのかな…というのを以前から思っていました。それこそ個人的には、NHKで完全にきちんと報道してもらえていれば、それだけで十分なんですよね。民放までしゃしゃり出てきて、各局で競い合うように被災地の事を放送する必要なんてないでしょ。

伝える事が必要…とかきれい事を言う人も居るけど、実際全国的に伝えたいのであればNHKに敵う放送局はないわけです。どんな山奥の田舎に行っても映る、NHKのエリア範囲は旅行とかに行くと本当に驚愕します。


また、これは少々裏側からの話となりますが…放送するには人手が必要なわけですよ。１つの放送するのに、１人２人という訳にはいかないんです。そんな大人数が、各局揃って被災地に出向いて何の役に立つというんでしょうか。ただでさえ水がない、食糧がないと危惧されている場所に、わざわざ大人数で消費を増やしに行く必要があるんでしょうか。

テレビなんて娯楽なんですよ。特に民放なんて、主義主張を言ったところで結局はスポンサーの顔色を伺う番組構成でしかないわけで。娯楽の範疇を超える事が出来るのは、別枠で放送料を徴収できる手段を持つ放送局に限られるのは確定的に明らか。


まあ10年近く前の、阪神大震災。あの頃に思ったのは、被災地で被災地の状況なんて見たくないな、という事でした。私のいる地域は外れていた事もあり、数日後には通常の生活が出来てる状態でしたが、自分より大変な状況を見て心を落ち着かせる、そんな状況の為に見てるのかと時折人間不信にもなりそうな感じでした。

現実逃避と言われてもいいから、その当時は普段通りの馬鹿な番組でも見たいと思ったな。間違いなく現実逃避で、実際には余震の度に外に出てたんだけど。


…と、テレビを見ない人の戯言でした。
でもどうせ、どの放送局も同じような事やってるんだろ…？